令和6年度総会

 平成6年5月18日(土)午後2時から、令和6年度の同窓会総会が開催されました。

 総会の出席者は28人で、布施会長、草刈校長の挨拶の後、議長に南総支部長の春日さん、書記に外房支部長の白井さんを選出し、議事に入りました。

 第1号議案(令和5年度会務報告)、第2号議案(令和5年度委員会報告)、第3号議案(令和5年度会計決算報告及び監査報告)、第4号議案(令和6年度会務計画)、第5号議案(令和6年度委員会計画)については、いずれも質疑はなく、採決の結果、挙手多数で承認することに決定いたしました。

 次に、第6号議案(令和6年度会計予算)については、「周年行事積立金400万円はどのような事業をやるのか」「生徒部活動補助金が15万円くらいしかないが、実際にはどのように使われているのか」との質疑があり、「創立80周年のときの寄付金集めに苦労した経験から、積み立てるようにした。部活動補助金については、不足する場合には予備費を充当する」との答弁があり、採決の結果、挙手多数で承認することに決定いたしました。

 次に、第7号議案(同窓会規約の一部改正)は、第7条中「毎年、同窓祭を開催する」のうち「毎年」を削る提案であり、これに対して「縛りを外すことは、毎年やらなくてもいいということか。以前は、各支部持ち回りで担当して開催したことがあった。他にやりようがないかを考えてない。将来的にやらないことを言っているのではないか」「同窓祭開催の機運というが、300名近い寄付者がいるのだから、同窓祭をやれないことはない」等の質疑・意見がありました。

 これに対し、「参加者が年々減っている状況にある。今後の支部長会議で方向性を検討していきたい」との答弁があり、採決の結果、挙手多数で承認することに決定いたしました。

 次に、第8号議案(会長の選任について)は、布施会長が3期6年の任期限度規定により退任することに伴い、会則第7条第1項第1号の規定に基づき、会長選考委員会において次期会長について協議したが選任するに至らなかったため、支部長連絡会議において諮ったが、選任に至らなかった。このため会則第8条第3項「役員は、辞任し、又は任期が満了した場合においても、後任者が就任するまでは、その職務を行わなければならない」との規定により、現会長が職務を継続することになったもの。

 これに対し「経験もない手を挙げた者を、会長にする必要はない。執行部の経験を積んだ中から会長を選ぶべきである。これまで後任となるべき人を補充する努力が足りなかったから、こういう結果になった」等の質疑・意見がありました。

 これに対し会長から、「会長任期3期6年で退任することになるが、後任の会長となるべき人がいないために、やむを得ず会長職を続けるものである。後任の補充の努力はしたつもりである」等の説明があり、採決の結果、挙手多数で承認することに決定いたしました。

 次に、第9号議案(会計監査・副会長及び事務局長・次長について)は、布施会長が顧問として名が挙げられていることについて「おかしい」との発言があり、会計・顧問は、会長の委嘱により選任されるものなので、これは議案から削除することで了承された。

 その他、卒業時の同窓会入会承諾(入会金納入)については、県教委の指導により、保護者・生徒の同意を書面で得ることとなった。

 また、同窓会活動時における傷害保険の加入については、加入対象が10人以上なので、手始めに10人以上となる支部長連絡会議、常任幹事会を保険対象にすることになった。

 最後にその他の中で、定員割れの状況とその対策、工科高校への名称変更等に関して質疑があり、草刈校長から詳細な報告・説明がありました。

 以上をもって全ての議事を終了し、午後4時37分、閉会となりました。

             ─────────────────

(筆者注)

 議案第8号に関連して、一般社団法人及び一般財団法人に関する法律においても同様な規定がありますので、参考まで。

 (代表理事に欠員を生じた場合の措置)

第79条 代表理事が欠けた場合又は定款で定めた代表理事の員数が欠けた場合には、任期の満了又は辞任により退任した代表理事は、新たに選定された代表理事(次項の一時代表理事の職務を行うべき者を含む。)が就任するまで、なお代表理事としての権利義務を有する。(理事、監事、評議員に対しても同様な規定あり)

 任期満了で退任した代表理事は、次の代表理事が就任するまで代表理事として残任しなければなりません。そうしないと代表理事が不在の状態になり、運営が継続できなくなるからです。したがって、後任が選任されるまでは代表理事としての責任を継続させるというものです。これが権利義務承継代表理事といわれるものです。

 なお、この権利義務承継の期限はなく、後任が選任されるまで続くことになります。したがって、辞任することも解任することもできません。

 対外的には元代表理事が理事としての契約を結ぶことができますが、法人登記簿では任期切れになっているので、好ましい状態とは言えません。

 総会では、議案第8号を採決しましたが、これは決議対象ではないので、報告までとなります。

令和5年度幹事会

 5月20日(土)午後1時56分から、千工会館において千葉工業同窓会・幹事会が開催されました。

 幹事会は総会に代わる決議機関であり、役員の任期の中間に開かれるものです。

 冒頭、布施同窓会長が挨拶に立ち、「新型コロナ感染症が2類から5類に変更されたが、高齢者の皆様には感染しないよう留意してください。同窓会への寄付金が288名114万4,000円寄せられ、ありがとうございました。創立90周年に向けての積立金が本年度で280万円となり、募金活動をせずに済むことになる。同窓祭についてはコロナ禍で会場確保ができなかったので、中止をした。会長の任期は会則で3期6年までとなっているので、これまで選考委員会を発足して後任者を探しているが、手を挙げる人はいない。どなたかよろしくお願いしたい」と挨拶されました。

 次に、顧問の草刈校長から、自己紹介の後、入学者数と定員割れの状況、学校行事の様子、千葉県誕生150周年カウントボードや文鎮の製作、千工祭(文化祭)において「千葉未来会議」を開き、大森小学校、蘇我中学校及び本校の児童生徒が100年後の千葉県の未来を語るイベントが実施されることなどについて、お話しされました。

 次に、議長に東葛支部長の坂巻さんを選出し、議事に入りました。

 提案された令和4年度の会務報告、委員会報告及び決算報告・監査報告、令和5年度の会務計画、委員会計画及び予算については、挙手による採決の結果、可決・承認されました。

 なお、令和5年度のレクレーション委員会の事業中、ハイキング同好会について、担当の腕木さんから、「高齢化に伴って事業の実施が困難な状況にある。若い人に引き継ぎたいが、いなければ廃部にしたい」との意向が示され、挙手による採決の結果、これを廃部することに決定しました。

 また、「その他」事項の同窓会会員証の廃止については、費用対効果の問題、在校生に対する同窓会のPR、会報に在校生ページを設けること、会員増強の方策などについて議論があり、挙手による採決の結果、これを廃止することに決定しました。

 また、これまで卒業生に賞状を入れる筒を贈呈していましたが、学校側からの要望、他校の状況、近年のトレンドを勘案し、折り畳み式の「賞状フォルダー」に変えることを了承しました。

 その他、会員名簿において不明者となっている者からの寄付金とその住所等の取り扱いについて質疑がありました。

 以上で全ての議事を終了し、午後4時15分、幹事会は閉会しました。

 

令和4年度総会(書面表決)

 新型コロナウィルス感染者が高止まりしている状況下において、令和4年度同窓会総会を開催することが困難でありましたので、総会提出議案について、書面表決により議決を得ることといたしました。

 5月31日に締め切られた書面表決書を6月2日(木)に集計した結果、提案した議案8件について、51人全員の賛成を得て全て可決・承認することに決しました。皆様のご賛同に厚く感謝申し上げます。(表決対象者51人、賛成の回答者44人、みなし賛成者(未回答者7人)

 なお、2名の方から、下記のとおりご意見が寄せられました。

○ 議案第8号に会計の氏名がない。2年前の資料には記載があります。次回からは、議案のタイ

  トルを変えたほうがよいと思う。

○ 案内の宛先が「関連役員様各位」とあるが、明確に記入すべきと思う。誰に送ったのか不

  明。

○ 議案書表紙の「会場:千工会館」は適切でないと思います。「書面表決」と記すべきです。

                 §

 任期満了に伴う次期役員体制については、次のとおりとなりました。引き続き皆様のご指導・ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

      会  長  布施敏雄(再任)41E (千葉市支部)

      副会長   橋本 勇(再任)42E (北総支部)

      副会長   遠藤清司(新任)41C (北総支部)

      事務局長  長嶋孝雄(再任)42E (外房支部)

      会  計  腕木武男(再任)38E (千葉市支部)

      会計監査  中村勇三郎(新任)38M (北総支部)

      会計監査  鳥飼光男(新任)42M (南総支部)

      顧 問   高橋正己 32C (第5代会長 外房支部)

            深山 傳 38E (第6代会長 外房支部)

            草刈廣直 (千葉工業高等学校校長)

令和3年度幹事会(書面表決)

 連日報道されておりますように、各地で新型コロナウィルス感染者が増大し、緊急事態宣言及びまん延防止等重点措置が延長された状況下において、令和3年度同窓会幹事会を開催することが困難でありますので、幹事会提出議案について、書面表決により議決を得ることといたしました。

 5月31日に締め切られた書面表決書を6月3日(金)に集計した結果、提案した議案7件について、55人全員の賛成を得て全て可決することに決しました。皆様のご賛同に厚く感謝申し上げます。

 緊急事態宣言及びまん延防止等重点措置下であり、変異株ウィルス蔓延等で厳しい毎日が続きます。感染度の高い飛沫リスクを避ける「新常態」の生活を定着してまいりましょう。